クラミジアは10~20代に特に多い性感染症です。男性・女性の性器共に多く住み着いており、感染率が高く、根気強く治療する事が大切です。自覚症状が少なく気づきにくい為、注意が必要です。

クラミジア治療による抗生物質の服用でカンジダ症に

クラミジア感染と女性に多くみられるカンジダ症は、共に性器の周辺に症状がでる為、両者共に性感染症の一種であると混同する方もいます。しかし、カンジダ症の主な原因は、疲れなどの免疫力の低下である事が多いのです。カンジダ菌は、もともと女性の膣内の常在菌であり、女性なら誰もがもともと持っている菌です。身体が健康な状態であれば、何ら問題のない菌ですが、何かのきっかけでカンジダ菌が異常に増殖すると、外陰部に激しい痒みをともなったカンジダ症の症状があらわれます。痒みとともにおりものにも変化が現れます。酒粕、ヨーグルト、カッテージチーズのような白く濁った特徴的なおりものを見たらカンジダ症を疑いましょう。クラミジアなどの治療の為に抗生物質を服用した後にも、注意が必要です。クラミジア治療は、クラミジアトラコーマティスという原因菌を、退治するための抗生物質を服用します。そうすると、原因菌と一緒に、膣内を正常な状態に保つ善玉菌も一緒に攻撃され減少してしまう事があるのです。すると悪玉菌であるカンジダ菌が増殖し、様々な悪さを働くと言うわけです。膣の周りや外陰部の痒みの症状で、クラミジアの再発と勘違いする方もいるかもしれませんが、カンジダ症の場合もあるので、症状を感じた時には、病院を受診して適切に治療してもらいましょう。カンジダ菌は真菌と言うカビの一種なのでどんな種類でも抗生物質は効きません。治療は、膣内の洗浄とカンジダ菌を抑える抗真菌薬の膣内への投与になります。外陰部に炎症がある場合には、炎症を抑える塗り薬も使います。完治の目安としては2週間程度です。しっかり治療しないと、症状を繰り返す事が多いので、医師のOKがでるまではきちんと通院しましょう。また、クラミジア感染以外でも、病気で抗生物質を服用した後には、カンジダ症の症状が現れる事があるので、あらかじめ注意しておきましょう。