クラミジアは10~20代に特に多い性感染症です。男性・女性の性器共に多く住み着いており、感染率が高く、根気強く治療する事が大切です。自覚症状が少なく気づきにくい為、注意が必要です。

クラミジアと淋菌などの性行為感染症の潜伏期間の違い

淋菌やクラミジアの様な性行為感染症の病原体には、感染しているにも関わらず症状が発現しない潜伏期間があり、淋病やクラミジアなどの性行為感染症の種類によって潜伏期間が大きく異なります。
淋菌の潜伏期間は、一般的に2~7日程度と考えられていますが、2~3週間以上経ってから症状が発現するケースもあります。
男性の場合、尿道内の淋菌が上行して前立腺炎や副睾丸炎を併発する事もあり、激しい排尿痛や性器が赤く腫れるなど自覚症状がありますが、女性は自覚症状が無く淋菌が卵管内や腹腔内に上行し、重篤な疾患を引き起こすケースもあります。
クラミジアは、クラミジア・トラコマチスと呼ばれる菌に感染する事で発症する感染率が50%と非常に感染力の強い性行為感染症であり、潜伏期間は1~3週間とされていますが、発症後も自覚症状が少なく約80%の女性が感染に気付いていないとされています。
又、クラミジアは、エイズの感染リスクが3~5倍にもなるとされています。
性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルス2型に感染する事で発症する性行為感染症であり、潜伏期間が2~14日とされていますが、発症後の自覚症状が無い為に水平感染だけで無く垂直感染を引き起こし、胎児や新生児に重篤な疾患を引き起こす原因になっています。
尖圭コンジローマは、ヒト乳頭腫ウイルスに感染する事で発症する性行為感染症であり、潜伏期間は1~8ヶ月とされています。
梅毒は、梅毒トレポネーマに感染する事で発症する性行為感染症であり、潜伏期間は2~3週間 とされています。
エイズは、HIVに感染後キャリアとして数年~15年程度の潜伏期間がありますが、個人差やエイズの発症抑制治療の有無により大きく異なります。